山忠戦隊キカレンジャー
煙突君
2021.01.17
煙突君
パンチです。
私たちの子供のころ、煙突は公害の象徴のようでした。
もくもくと吐きだされる、煙は光化学スモッグの原因で
大気汚染を引き起こす最大の悪者のようでした。
でも、ひと昔前の先輩方は、煙突は戦後復興の象徴。
工場が盛んになり経済が発達し、サラリーは倍増する
消費時代の訪れを感じさせる、時代の象徴でした。
現在、煙突君たちは、その高さゆえに、昔も今も地方、地方で
目立っています。
出てる奴ですね。
夜になると工場煙突たちのライトアップされた写真を撮影に来られてる。
美しさも感じられている。
時代は変わるなぁと感じます。
役目を終えて、100メートルを超える高さの煙突たちは、解体をじっと
待っているものもいます。
作った人は、煙突をつぶすことは考えていたのでしょうか？
こんなに早く役目を終える時代が来るとは予想していなかったのではないでしょうか？
さびしい煙突君を見てて思います。
うかうかしていると、時の流れにおぼれてしまいそうです。
